美容内服セットが安いオンラインは?【おすすめ9選】保険適用や種類別の効果も解説

美容内服セットが安いオンラインは?【おすすめ9選】保険適用や種類別の効果も解説

最終更新日:

美容内服セットの値段は、3種類で5,000円前後が相場です。

実績が豊富で、相場よりも美容内服セットが安いオンライン診療には、elifeや東京美肌堂が挙げられます。

どちらも初回のみ使えるクーポンが用意されており、初月は1,000円以下で美容内服セットが試せます。

おすすめの美容内服セット
名称通常料金
1か月分
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東京美肌堂
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4,180円/月
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L-システイン
880円/月
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(イーライフ)
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4,000円/月
ビタミンC
L-システイン
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DMMオンライン
クリニック
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4,050円/月
ビタミンC
L-シスチン
ビタミンB群
770円/月
レディクリ
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4,980円/月
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1,980円/月
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4,114/月円
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814円/月

*税込み/自由診療

美容内服の服用が初めてなら、まずは3種類ほどの内服薬が入ったセットを2〜3か月継続すると良いでしょう。

初回はシミや肝斑を治療しながら肌の基礎力を高められる、ビタミンC・L-システイン(L-シスチン)・ビタミンB群の組み合わせが人気です。

人気の組み合わせは多くのオンライン診療で提供されているため、納得できる価格帯のサービスを探してみましょう。

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美容内服セットとは?悩み別おすすめの組み合わせを紹介

美容内服セットとは?悩み別おすすめの組み合わせを紹介

美容内服セットとは、シミ・肝斑・ニキビなど、肌トラブル治療に使う飲み薬のセットのことです。

内服薬は種類によって作用の仕方が異なるため、3種類前後を併用することが推奨されています。

美白(シミ・肝斑)におすすめの美容内服セット

美白(シミ・肝斑)におすすめの美容内服セット

予算5,000円未満

名称料金プラン内容
東京美肌堂
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美容内服
入門セット
4,180円/月
ビタミンC
L-システイン
elife
(イーライフ)
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スキンケア
基礎セット
4,000円/月
ビタミンC
L-システイン
ビタミンB
DMM
オンライン
クリニック
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美白・シミ・肝斑
ライトセット
4,455円/月
ビタミンC
トラネキサム酸

*税込み/自由診療

予算5,000円〜

名称料金プラン内容
東京美肌堂
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とことん美白対策
入門セット
8,580円/月
ビタミンC
L-システイン
トラネキサム酸
elife
(イーライフ)
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シミ・肝斑
対策セット
5,500円/月
ビタミンC
L-システイン
トラネキサム酸
DMM
オンライン
クリニック
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美白・シミ・肝斑
ベーシックセット
7,865円/月
ビタミンC
トラネキサム酸
L-シスチン
ビタミンE

*税込み/自由診療

シミや肝斑の治療には、ビタミンC・L-システイン・トラネキサム酸・ビタミンB群がおすすめです。

ビタミンC(シナール)の力でシミや肝斑を薄くしながら、L-システイン(ハイチオール)やトラネキサム酸(トランサミン)でシミの原因にアプローチ。

さらに、ビタミンB群でターンオーバーを促進して、より効率的にシミや肝斑が目立ちにくい肌を目指しましょう。

大人の肌荒れ・基礎力アップにおすすめの美容内服セット

大人の肌荒れ・基礎力アップにおすすめの美容内服セット

肌荒れ:美容内服セット

名称料金プラン内容
東京美肌堂
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美肌力アップ
スペシャルセット
7,040円/月
ビタミンC
L-システイン
ビタミンB
ビタミンE
elife
(イーライフ)
≫詳細を見る
スキンケア
基礎セット
4,000円/月
ビタミンC
L-システイン
ビタミンB
DMM
オンライン
クリニック
≫詳細を見る
美肌プラン
ライトセット
4,070円/月
ビタミンC
L-シスチン
ビタミンB

*税込み/自由診療

大人の肌荒れ・吹き出物には、肌の基礎力を高めるビタミンB群・ビタミンE・ビタミンCの内服薬がおすすめです。

3種類のビタミンを併用することで、バリア機能の向上と活性酸素(肌荒れや乾燥の原因となる物質)の除去を目指します。

バリア機能が向上すれば外部からの刺激に強くなるため、肌荒れが起きにくくなるのはもちろん、乾燥や赤みも防ぎやすくなります。

ニキビ・ニキビ跡におすすめの美容内服セット

ニキビ・ニキビ跡におすすめの美容内服セット

ニキビ・ニキビ跡:美容内服セット

名称料金プラン内容
東京美肌堂
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ニキビ・毛穴
対策セット
8,580円/月
ビタミンC
ビタミンB
ビタミンE
L-シスチン
塗り薬
elife
(イーライフ)
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ニキビ・毛穴
対策セット
5,500円/月
ビタミンB群
ビタミンE
L-システイン
DMMオンライン
クリニック
≫詳細を見る
跡改善セット
4,125円/月
ビタミンC
ビタミンB
あしたの
クリニック
≫詳細を見る
ニキビ治療
15,000円/月
イソトレチノイン

*税込み/自由診療

ニキビには皮脂の過剰分泌を抑えるビタミンB群、ニキビ跡にはビタミンB群とビタミンCの美容内服がおすすめです。

繰り返すニキビを撃退するには、根本的な原因である「皮脂の過剰分泌」を抑えることが大切。

ビタミンB群の内服で皮脂の量が減れば、毛穴が詰まりにくくなり、ニキビができにくくなります。

炎症がひどく広範囲に広がるニキビには、美容内服薬よりもニキビ治療薬「イソトレチノイン(内服薬)」の方が向いています。

美容内服セットが安いのは?オンライン対応のクリニックおすすめ9選

美容内服セットが安いのは?オンライン対応のクリニックおすすめ9選

美容内服セットが安いオンライン診療には、初月500円*のelife(イーライフ)が挙げられます。

薬が3種類入った美容内服セットの相場は、1か月あたり5,000円前後です。

elife(イーライフ)なら2か月目からも月額4,000円と、相場よりも安い価格で美容内服を継続できます。

▼オンライン診療の料金表

スクロールできます
名称料金/1か月セット内容
東京美肌堂美容内服入門セット
4,180円
3,000円クーポン利用可>>
ビタミンC
L-システイン
elife
イーライフ
スキンケア基礎セット
4,000円
ビタミンC
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ビタミンB
DMM
オンライン
クリニック
シミ・肝斑ライトセット
4,455円
ビタミンC
トラネキサム酸
レディクリトライアル美肌簡易セット
4,980円
ビタミンC
L-システイン
CLINIC
FOR
シミ・くすみ対策セット
7,480円
ビタミンC
トラネキサム酸
ビタミンB
サプリメント
デジタル
クリニック
シミ・くすみ予防プラン
4,980円
ビタミンC
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グルタチオン
med.
(メッド)
湘南美容内服薬 四合剤
5,940円
ビタミンC
L-システイン
トラネキサム酸
グルタチオン
ANS
(アンス)
シミ治療
5,800円
L-システイン
トラネキサム酸
ビタミンE
あしたの
クリニック
ニキビ治療
15,000円
イソトレチノイン

税込み/自由診療※オンライン診療は医師の診療が必要となり、医師の判断によってはお薬を処方できない場合があります。

東京美肌堂|診察だけでもOKだから相談しやすい

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クーポン3,000円オフ
診察代0円
送料550円
人気●美肌力アップ基本セット
5,280円/月

*税込み/自由診療

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東京美肌堂は、診察や相談のみの利用もできるオンライン診療です。

診察代は無料なので、美容内服の服用を迷っている方も、気軽に相談できます。

なお、オンライン診療で無理に薬の服用を勧められることがない点も魅力です。

▼東京美肌堂の口コミ

東京美肌堂の口コミ
東京美肌堂の口コミ

elife(イーライフ)|薬代のみの明確でわかりやすい料金設定

elife
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診察代0円
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人気●スキンケア基礎セット
4,000円/月
●シミ肝斑対策セット
5,500円/月

*税込み/自由診療

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elife(イーライフ)のオンライン診療は、診察代や送料がかからない点が魅力です。

必要なのは美容内服代のみなので、薬の処方時の総額を抑えられます。

▼elifeの口コミ

elifeの口コミ
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DMMオンラインクリニック|肌悩みに合わせたオーダーメイド美肌治療

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クーポン3,300円オフ
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人気●美白プランライトセット
4,070円/月
●シミ・肝斑ライトセット
4,455円/月

*税込み/自由診療

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DMMオンラインクリニックは、オーダーメイド美肌治療を始めたい方におすすめです。

オンライン診療では、医師が肌の状態を確認した上で、あなたにぴったりな内服薬を提案。

どの薬にしようか迷っている方に、DMMオンラインクリニックはぴったりでしょう。

▼DMMオンラインクリニックの口コミ

DMMオンラインクリニックの口コミ
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レディクリ|皮膚科の医師がオンライン診療を担当

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クーポン3,000円オフ
診察代0円
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*税込み/自由診療

レディクリ公式サイトを見る>>

レディクリでは、肌トラブルに詳しい皮膚科の医師がオンライン診療を担当しています。

皮膚科医による診察を受けるメリットは、的確なアドバイスをもらえること。

美容内服に関する質問はもちろん「治し方は?」「何か月続ける?」など疑問があれば気軽に相談してみましょう。

CLINIC FOR|種類が豊富だから悩みに合った薬が見つけやすい

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※2020年4月〜2025年3月のオンライン診療実績(お薬の発送実績込み/発送集約時は集約前の発送回数に転換して計算)※2021年1月〜2021年11月にオンライン診療を受診した方へのアンケート結果

クーポン3,300円オフ
診察代1,650円
送料550円

*税込み/自由診療

CLINIC FOR公式サイトを見る>>

CLINIC FORは、美容内服薬の種類が豊富なので、肌悩みにぴったりな薬を見つけやすいことが魅力です。

塗り薬やドクターズコスメの取り扱われており、何を使って肌治療をするのかは医師と相談して決められます。

デジタルクリニック|話題のグルタチオン取り扱い院

デジタルクリニック|話題のグルタチオン取り扱い院
クーポン診察代0円クーポン
診察代1,650円
送料550円

*税込み/自由診療

デジタルクリニック公式サイトを見る>>

デジタルクリニックは、SNSで話題の「グルタチオン」を取り扱うオンライン専門院です。

グルタチオンはメラニンの合成を阻害する作用があるため、日焼け後のケアやシミの予防に利用されます。

ビタミンCやトラネキサム酸と併用して飲めば、効率良く透明感のある理想の肌が目指せます。

med.(メッド)|湘南美容クリニックのポイントで美容内服セットを購入

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クーポンなし
診察代0円
送料550円

*税込み/自由診療

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med.(メッド)は、湘南美容クリニックのポイントを支払いに使えるオンライン診療サービスです。

さらに、楽天ポイントを使うことも可能。

貯めたポイントを賢く活用したい方におすすめです。

ANS.(アンス)|肌診断後に美容内服薬を決定

ANS.(アンス)|肌診断後に美容内服薬を決定
クーポンなし
診察代1,650円
送料550円

*税込み/自由診療

ANS.(アンス)公式サイトを見る>>

ANS.(アンス)は、オンライン上で肌診断を受けられることが特徴です。

服用する美容内服薬は、肌診断の結果をもとに決められます。

診断は無料なので、まずは気軽に試してみましょう。

あしたのクリニック|重度のニキビ治療におすすめ

あしたのクリニック|重度のニキビ治療におすすめ
クーポン初月0円クーポン
診察代3,300円
送料550円

*税込み/自由診療

あしたのクリニック公式サイトを見る>>

あしたのクリニックなら、イソトレチノインを使ったニキビ治療がオンライン診療で始められます。

イソトレチノインとは、皮膚科でも使用されているニキビ治療薬です。

治療効果が非常に高く、国内研究では 97%以上の方のニキビが改善したとの報告があります。

イソトレチノインの効果

なお、イソトレチノインは妊娠中の方が飲むと胎児の奇形、流産、死産、早産が起こるリスクがあるため、妊娠中の女性は飲めません。

また、まれに鬱、精神疾患(幻覚、幻聴)などの副作用が起ることもあるため、必ず医師の指導のもとで服薬するにしましょう。

美容内服セットは保険適用?皮膚科でも基本は自費診療

美容内服セットは保険適用?皮膚科でも基本は自費診療

美容内服セットは、皮膚科を受診しても、美容目的で薬を飲む場合は保険適用されません。

なお、過去には不正に美容目的の保険診療を実施していた病院もありました。

しかし、医師の不正が罰された例も出ており、現在は美容目的の不正な保険診療は行われていません。

美容内服セットの効果を種類別に解説|美白やニキビにおすすめなのは?

美容内服セットの効果

*ビタノイリン/ノイロビタン/ピドキサールなど

美容内服セットには、シミ・色素沈着・肝斑・くすみ・ニキビ・ニキビ跡など、さまざまな肌トラブルの治療・予防効果が期待できます。

内服薬によって期待できる効果効能は異なるため、悩みや肌質に合わせた薬を選ぶことが大切です。

美容内服薬の中でも、美白作用が期待できる「シナール(ビタミンC)」は特に人気があります。

シナール(ビタミンC)

シナール(ビタミンC)
シミくすみ
色素沈着肝斑
肌荒れ毛穴
ニキビニキビ跡

シナールは、ビタミンC(アスコルビン酸)とビタミンB5(パントテン酸カルシウム)が有効成分のビタミン剤で、シミや肝斑の治療に有効です。

ビタミンCは、シミや肝斑の原因である黒色メラニンを還元して、淡く薄い色のメラニンに変化させる作用があります。

また、メラニンを作り出すのに必要な酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害し、メラニンの生成を抑制します。

ビタミンCの美肌効果

シミや肝斑がなかなか治らないのは、ビタミン不足やストレスなどにより、メラニンが過剰に生成され続けていることが原因だと考えられています。

肌表面のメラニンがターンオーバーで排出されても、メラニンが過剰に生成されている状態では、シミや肝斑は薄くなりません。

シミや肝斑を治すためには、肌表面のメラニンを排出するだけでなく、美容内服薬でメラニンの生成を抑制することが必要です。

シナールに含まれるビタミンB5は肌のターンオーバーの促進に役立つので、ニキビや肌荒れの治療にも利用されています。

トランサミン(トラネキサム酸)

トランサミン(トラネキサム酸)
シミくすみ
色素沈着肝斑
肌荒れ毛穴
ニキビニキビ跡

トランサミンは、トラネキサム酸を有効成分として含む美容内服です。

メラノサイトを活性化させるタンパク質(プラスミン)の働きを阻害することで、メラニンの生成を抑制します。

主に、肝斑の治療に利用されていますが、シミ(老人性色素斑)や色素沈着(炎症性色素沈着症)への効果も期待できます。

参考:色素沈着症に対するDH-4243(トラネキサム酸配合経口薬)の多施設共同オープン試験

ハイチオール(L-システイン)

ハイチオール(L-システイン)
シミくすみ
色素沈着肝斑
肌荒れ毛穴
ニキビニキビ跡

ハイチオールは「L-システイン」と呼ばれるアミノ酸を主成分とする内服薬です。

メラニン生成の抑制や抗酸化作用が期待できるので、シミや色素沈着の予防に利用されます。

また、ターンオーバーを正常化することで、ニキビが発生しにくい肌へと導きます。

タチオン(グルタチオン)

タチオン(グルタチオン)
シミくすみ
色素沈着肝斑
肌荒れ毛穴
ニキビニキビ跡

タチオンは、SNSで話題の「グルタチオン」を含む美容内服です。

グルタチオンは、抗酸化作用やメラニンの合成を阻害する作用が期待できるため、シミや色素沈着の予防や日焼け後のケアに利用されます。

抗酸化作用とは、シミやシワの原因となる「活性酸素」から体を守ることです。

ユベラ(ビタミンE)

ユベラ(ビタミンE)
シミくすみ
色素沈着肝斑
肌荒れ毛穴
ニキビニキビ跡

ユベラは、「ビタミンE」を主成分とする内服薬で、血行促進の作用が期待できます。

また、活性酸素・過酸化脂質の抑制などの効果もあり、老けて見える原因となる「シミ」「シワ」の予防に役立つものポイントです。

【活性酸素】メラノサイトを刺激したりコラーゲンやエラスチンを破壊したりする物質で、シミやシワの原因になる。
【過酸化脂質】皮脂が酸化した物質で、活性酸素を増やしたりバリア機能を低下させたりする。

ノイロビタン(ビタミンB群)

ノイロビタン(ビタミンB群)
シミくすみ
色素沈着肝斑
肌荒れ毛穴
ニキビニキビ跡

ノイロビタンは、4種類のビタミンBを摂取できる美容内服薬です。

ビタミンBには、皮脂の過剰分泌の抑制や、ターンオーバー促進などの作用が期待できます。

ビタミンB群の効果
  • 皮脂の過剰分泌を抑制
  • ターンオーバー促進
  • 肌の糖化の抑制に関与

ビタノイリン(ビタミンB群)

ビタノイリン(ビタミンB群)
シミくすみ
色素沈着肝斑
肌荒れ毛穴
ニキビニキビ跡

ビタノイリンは、ビタミンB1・B2・B6・B12が摂取できるビタミン剤です。

成分が同じであるため、ビタノイリンとノイロビタンには同様の効果が期待できます。

ビタノイリンはカプセルタイプのため、苦みやにおいを感じにくく、錠剤が苦手でも飲みやすいことが特徴です。

ピドキサール(ビタミンB6)

ピドキサール(ビタミンB6)
シミくすみ
色素沈着肝斑
肌荒れ毛穴
ニキビニキビ跡

ピドキサールは、ビタミンB6を有効成分とする美容内服薬です。

皮脂の過剰分泌の抑制効果が期待できるため、繰り返すニキビや毛穴の開きに悩んでいる方に向いています。

美容内服セットの効果はいつから?2か月以上の継続が必要

美容内服セットの効果はいつから?2か月以上の継続が必要

美容内服セットを飲み始めてから目に見える効果を実感するまでには、2〜3か月ほどかかります。

効果を実感するまでに時間がかかるのは、肌のターンオーバーが関係しているためです。

ターンオーバーの仕組み

肌のターンオーバーとは、古くなった肌細胞が剥がれ、新しい細胞が肌の表面に現れる現象です。

シミや肝斑は、メラニン色素が沈着した部分の肌細胞が剥がれると薄くなります。

多くの場合、肌の表面だけでなく奥までメラニンが沈着しているため、数回のターンオーバーを経るとようやく、シミや肝斑が薄くなります。

ターンオーバーは年齢とともに遅くなり、40代では40日前後になると言われています。

美容内服セットは効果ない?3~5種類の併用と飲むタイミングが重要

美容内服セットは効果ない?3~5種類の併用と飲むタイミングが重要

美容内服セットを飲んでも「効果ない」「治らない」場合、薬の種類が少なすぎたり、飲み方が間違っていたりする可能性が考えられます。

2〜3か月ほど美容内服セットを飲み続けても効果を実感できない場合は、薬の種類や飲み方の見直しが必要です。

美容内服薬は3~5種類を併用し複数の原因にアプローチ

美容内服は1種類だけ飲んだ場合よりも、3〜5種類を併用した方が効果を感じやすい傾向があります。

併用が推奨されるのは、肌トラブルの原因は複数あり、薬によって働きかける対象は異なるためです。

たとえば、シミや肝斑の改善に役立つ「メラニンの生成抑制」作用は、ビタミンC・トラネキサム酸・L-システインでそれぞれ異なります。

メラニン生成を抑制する仕組み
ビタミンcメラニン生成に必要な酵素
「チロシナーゼ」の働きを阻害
トラネキサム酸メラノサイトを刺激するタンパク質
「プラスミン」を除去
L-システインメラノサイトを刺激する物質
「活性酸素」を除去

美容内服薬を併用すれば、肌トラブルの原因と考えられる要因にまとめて働きかけられるため、効率的に理想の肌が目指せます。

美容内服は飲み方を間違えると効果が低減するケースも

美容内服薬で効率良く肌治療を進めるためには、正しい飲み方で薬を服用することが大切です。

美容内服薬の正しい飲み方

多くの美容内服薬は、1日数回に分けて飲むことが推奨されています。

分けて飲む必要があるのは、一度に多量のビタミンを吸収できないためです。

吸収されなかったビタミンは、体外へ排出されてしまうため、美容内服は1日数回に分けて飲みましょう。

食前と食後のどちらに飲んでも効果は変わりませんが、食後の方が胃に負担をかけにくい傾向があります。

美容効果のないサプリメントを販売するクリニックに注意

肌トラブルを治して美肌を目指すなら、「医療用医薬品」を処方しているクリニックを選びましょう。

オンライン診療の中には、効果に科学的根拠のない「サプリメント」を薬と一緒に処方しているところがあります。

医薬品とサプリメントの違い

有効成分が入っていなかったりビタミンの量が少なかったりするサプリメントでは、十分な美肌効果は得られません。

効率的に肌トラブルを治療したいなら、「医療用医薬品」を処方するクリニックを選びましょう。

「シナール」「ユベラ」「トランサミン」など、薬の名称が記載されていれば、処方されているのは医療用医薬品です。

美容内服セットに副作用はある?リスクや注意点を解説

美容内服に含まれる成分の多くは食事にも含まれており、日常的に摂取していることから、副作用が起こることは少ないと考えられています。

ただし、中には薬が体質に合わず、吐き気や下痢などの副作用が起こる方も。

もしも、美容内服薬の服用中に体調の変化を感じたら、服用を中止し薬を処方してもらった病院に相談してください。

美容内服セットのリスクや注意点
  • まれに副作用が起こる
  • 長期服用は肝臓に負担をかけることがある
  • ピル内服中はトラネキサム酸の服用を避ける
  • 定期便は解約条件を確認する

美容内服薬の長期服用は肝臓に負担をかけることがある

美容内服薬を長く服用すると、肝臓に負担をかけることがあります。

薬が原因の肝機能障害は「薬物性肝障害」と呼ばれており、医療用の薬に限らず、市販薬やサプリメントの長期摂取でも起こり得ることが特徴です。

薬物性肝障害の初期症状

倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸、発疹、吐き気、嘔吐、かゆみなど

なお、多くの場合、薬物性肝障害を早期に発見できれば、薬の服用を中止することで回復します。

しかし、放っておくと症状が重症化してしまう可能性も。

美容内服薬の使用中に不調を感じたら、薬を処方してもらった医師に相談しましょう。

ピル内服中はトラネキサム酸の服用を避ける

「血栓症」のリスクが高まるため、ピルとトラネキサム酸の併用は避けましょう。

血栓症は血管内に「血のかたまり」ができてしまう副作用で、放っておくと脳梗塞や心筋梗塞を起こすこともあります。

ピルとトラネキサム酸には「血を固める作用」があるため、併用すると血栓症が起こりやすくなってしまうのです。

美容内服セットをオンラインで処方してもらうなら解約条件も確認する

美容内服セットの定期便を利用する場合には、必ず解約条件を確認しましょう。

オンライン診療での定期便トラブルは、消費者庁に複数報告されており、服用を中止した後も薬代の支払いを要求されたケースもあります。

また、「電話が繋がらず解約ができない」といったトラブルも確認されているため、解約方法も確認しておくと安心です。

オンライン診療解約条件
elife3回受け取り
※クーポン使用時
DMMオンラインクリニックなし
東京美肌堂3回受け取り
レディクリ要問い合わせ
CLINIC FORなし
デジタルクリニックなし
med.(メッド)なし
ANS.(アンス)なし
あしたのクリニック6回受け取り
※クーポン使用時

参考:「定期購入」トラブル急増!!-低価格を強調する販売サイトには警戒が必要!

【美容内服セットの口コミ】服用中の女性やオンライン診療の利用者にアンケート

【美容内服セットの口コミ】服用中の女性やオンライン診療の利用者にアンケート

美容内服セットの服用経験がある女性に向けた口コミアンケートでは、約7割の方が「とても満足・満足」と回答しています。

医療用医薬品である美容内服薬は、サプリメントと異なり、効果に医学的な根拠があることが特徴です。

今までサプリメントを飲んで「なかなか効果が出ない…」と悩んでいた方も、美容内服セットなら効果を実感しやすいでしょう。

美容内服セットの口コミ

なお、同アンケートでは約8割の方が、服用する美容内服薬を医師と一緒に決めていました。

薬によって効果効能は異なり、自分で選ぶのは難しいため、迷ったら医師に相談するのがおすすめです。

▼アンケート調査概要

調査対象美容内服セットを利用したことがある女性
サンプル数50サンプル
調査期間2025年6月24日~7月8日
調査方法選択式アンケート
調査機関クラウドワークス
詳細美容内服セットに関する口コミアンケートの調査結果
美容内服セットのオンライン診療に関する口コミ調査

美容内服セットに関するQ&A

トランサミンやシナールは副作用で白髪が増える?

トランサミンやシナールに、白髪増加の副作用は確認されていません。

髪の毛に直接作用はしないため、白髪になることはないと考えられています。

美容内服セットが診察なしで買える通販はある?

美容内服セットは「医療用医薬品」に該当するため、処方時の診察が必須です。

診察なしで購入できる通販(オンライン診療)はありません。

美容内服セットのオンライン診療は違法?

美容内服セットのオンライン診療は、違法ではありません。

オンライン診療で内服薬を処方することは、厚生労働省が認めています。

シナールやトランサミンの保険適用の条件は?

シナールは火傷や手術後の傷跡の治療、トランサミンは止血や喉の痛みの緩和に使用する場合、保険適用されることがあります。

美容目的での服用は、保険適用外です。

▼保険適用の条件

シナール火傷や手術後の傷跡の治療
トランサミン止血や喉の痛みの緩和
ハイチオール湿疹、薬疹
じんましんなどの治療
タチオン薬物中毒や妊娠悪阻の治療
ユベラビタミンE欠乏症の治療
ビタノイリン神経痛や関節痛などの治療
ノイロビタン神経痛や関節痛などの治療
ピドキサールビタミンB6欠乏症の治療

美容内服薬を自費で買う場合の値段相場はいくら?

シナールは1,500円、トランサミンは2,000円、ハイチオールは2,000円が自費診療での1か月の値段相場です。

薬の種類によって、値段相場は異なります。

▼美容内服薬の値段相場

シナール1,500円前後
トランサミン2,000円前後
ハイチオール〜2,000円
タチオン3,000円前後
ユベラ1,500円前後
ビタノイリン〜2,000円
ノイロビタン〜2,000円
ピドキサール2,500円前後

なお、多くのクリニックでは、単体よりもセットの方が1シートあたりの費用が安価です。

美容内服薬のデメリットは?

美容内服薬のデメリットは、吐き気や下痢などの副作用のリスクがあることです。

▼美容内服薬の副作用

シナール胃の不快感、下痢
吐き気、嘔吐
トランサミンかゆみ、発疹
食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢
胸やけ、眠気
ハイチオール吐き気、下痢
口の渇き、腹痛
タチオン発疹、食欲不振
吐き気、嘔吐、胃痛
ユベラ便秘、胃の不快感
下痢、発疹
ビタノイリン発疹、かゆみ、吐き気、嘔吐
食欲不振、胃痛
胃の不快感や膨満感
口の渇き、下痢、不眠、頻尿
ノイロビタンお腹の膨満感、便秘
吐き気、下痢、めまい
ピドキサール発疹、吐き気
食欲不振、お腹の膨満感
下痢、嘔吐、肝機能異常

なお、トランサミン(トラネキサム酸)は長期服用により、血栓症(血のかたまりが血管に詰まること)や肝機能異常などのリスクが上がることがわかっています。

そのため、クリニックの中には2か月ごとに休薬期間を設けるよう指示しているところも。

また、血栓症のリスクが高いことから、ピル内服中の方はトランサミンを服用できない場合もあります。

美容内服薬は皮膚科でも処方してもらえる?

美容内服薬は、一部の皮膚科でも処方してもらえます。

ただし、中にはクリニックの方針で、美容内服薬だけの処方はせず、内服薬とレーザーを組み合わせて提供しているところもあります。

美容内服薬だけが欲しい場合は、薬のみの処方が可能か、事前に電話やメールで確認しましょう。

未承認医薬品等に関する表示
  • シナール・トランサミン・ハイチオール・タチオン・ユベラ・ビタノイリン・ノイロビタン・ピドキサール・イソトレチノインは、美容目的での処方について国内で承認を受けていません。
  • 入手経路等:国内医薬品販売代理店経由
  • 美容目的の処方が認可されている国内承認医薬品等はありません。
  • 諸外国で重篤な安全性情報の報告はありませんが、重大なリスクが明らかになってない可能性があります。
  • 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。