フォトフェイシャルは、IPL（アイピーエル）と呼ばれる特殊な光を使った施術です。

肌にIPLを照射すると、光のエネルギーは熱に変わり、メラニン色素の破壊・毛細血管の収縮・コラーゲンの生成促進などが行われます。

その結果、さまざまな肌悩みが解決へと導かれますよ。

フォトフェイシャルで得られる効果は、どの医療機器を使うのかによって異なります。

フォトフェイシャルにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。

特に注意したいのは、日焼けをしていると施術を受けられないことです。

また、術後1か月ほどは過度な日焼けを控えることが必要。

海やプールなどに行く予定があったり、日焼けをしていたりする場合は、施術を受ける時期を変更するのがおすすめです。

フォトフェイシャルの光（IPL）には殺菌作用も期待できるため、ニキビの原因であるアクネ菌も退治できます。

また、赤みのあるニキビ跡や色素が沈着したニキビ跡は、フォトフェイシャルで改善が見込めますよ。

しかし、クレーター状のニキビ跡は、フォトフェイシャルを使った治療での改善効果が期待できません。

クレーターを治したい場合は、ダーマペンやフラクショナルCO2レーザーの使用を検討しましょう。

改善したい肌悩みによって、効果が期待できる回数は異なります。

くすみや肌のハリは1～3回程度で効果を実感できることも多いですが、毛穴やニキビ跡の場合には10回程度の施術が必要になることもありますよ。

一般的には、5～10回程度の施術で効果の実感が期待できます。

エステとクリニックのフォトフェイシャルは、安全性や機器の種類、出力に違いがあります。

クリニックで行われる施術は医療行為の1つであり、研究結果で得られたエビデンスに基づいて行われているため、効果を感じやすいのがポイント。

一方で、エステやサロンで使用される機器には、効果に関するエビデンスがないことも多々。

エステやサロンは万が一のトラブルにも備えられないため、フォトフェイシャルはクリニックで受けるのがおすすめです。

フォトフェイシャルを受けた人のビフォーアフターは、各クリニックの公式サイトから確認できます。

実績が豊富な大手の美容クリニックは症例写真が多いため、ビフォーアフターを見つけやすいですよ。

クリニックによっては、公式サイトだけでなく、公式SNSでビフォーアフターを掲載していることがあります。