レーザー治療

レーザー治療

常に気になっていてもメイクで隠すことが困難なシミやホクロを、電気レーザーで切らずに除去するのがレーザー治療です。最新のCO2レーザー機器を使用して、短時間で痛みもほとんどない施術をすることが可能。仕上がりもすごくナチュラルで、すべての患者さまに満足のいくアフターケアも心がけています。

シミ

シミは、色素を持った発疹の総称です。治療の上で一番大切なのは、そのシミが何であるかを初めに診断することです。形や色、できやすい場所などがそれぞれ違う様に、治療法も様々だからです。シミには大きく分けて表皮内の変化と、真皮内の変化の2つのタイプがあります。そして、それぞれには以下のような種類のものがあります。シミは、実際の年齢より、見た目の年齢を高くしてしまうものです。シミをなくして 、いつまでも若々しい肌でいたいですね。

種類

A:表皮内の変化…表皮のメラニンが原因のもの

老人性色素斑 (日光にあたる部分にできる、いわゆるシミ。平らなものから、薄く平らに隆起したものまである。)
脂漏性角化腫 (いわゆる、イボ状を呈するシミ。表面の細胞が異常に増殖している。)
肝斑 (30~40代女性の顔、特に頬、額、口の周りに左右対称にできるもの。)
炎症後の色素沈着 (ニキビの炎症の後やケガの痕にできるもの。)
雀卵斑 (思春期に目立つようになる、主に顔の中心などに多発する細かい褐色斑。日本人にはほどんどみられない。)

B:真皮内の変化…真皮(表皮の下の層)のメラニンが原因のもの

太田母斑 (通常、生後1年以内に、特に目の周りや額に現れる。片側性のことが多いが、両側性のこともある。また、しばしば眼球にも色素斑を伴う。)
両側性遅発性太田母斑様色素斑 (一見、太田母斑に似ているが、中年以降に現れることや、両側性であることが太田母斑と異なる。)

◎レーザー治療

■レーザーの種類

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
皮膚を蒸散させて、病変を取る方法です。主には、ホクロや、脂漏性角化腫(盛り上がったシミ)を取ります。レーザー光で削り取ることをイメージとしてください。このレーザーを用いると、周りの正常な皮膚へのダメージが少なく、傷あとが残りにくく、仕上がりもきれいなため、最近ではホクロ治療の主流になっています。局所麻酔で行います。所要時間は、5~10分です。

アレキサンドライトレーザー
黒い色に反応するレーザーです。皮膚のメラニンや、毛のメラニンに反応しますので、盛り上がっていないシミ、ホクロの治療に用います。1回の治療は短時間で終わりますので、麻酔は必要ありませんが、大きいものを取る場合や、痛みに弱い方などは、事前に表面麻酔することもできます。

◎施術の副作用 1週間位かさぶたが出来、かさぶたが取れた後に赤み、色素沈着が3か月程度残ります。

ホクロ治療

ホクロの医学的な病名は、“母斑細胞性母斑”で、良性の腫瘍の仲間に入ります。腫瘍は、細胞が増殖していくため、徐々に大きくなります。治療の目的は人により様々です。美容的な問題、盛り上がっていて引っかかるなど機能的な問題、また、悪性かどうか心配…など。当クリニックでは、その方の希望に沿った方法で、最善の治療を行います。

◎レーザー治療

良性と判断した場合におすすめの治療法です。当クリニックでは、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)と、アレキサンドライトレーザーの2種類を使用しています。

■レーザーの種類

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
皮膚を蒸散させて、病変を取る方法です。主には、ホクロや、脂漏性角化腫(盛り上がったシミ)を取ります。レーザー光で削り取ることをイメージとしてください。このレーザーを用いると、周りの正常な皮膚へのダメージが少なく、傷あとが残りにくく、仕上がりもきれいなため、最近ではホクロ治療の主流になっています。局所麻酔で行います。所要時間は、5~10分です。

◎施術の副作用 1~2週間:びらん、くぼみ, 3か月位:赤み,などを生じることがあります。

アレキサンドライトレーザー
黒い色に反応するレーザーです。皮膚のメラニンや、毛のメラニンに反応しますので、盛り上がっていないシミ、ホクロの治療に用います。1回の治療は短時間で終わりますので、麻酔は必要ありませんが、大きいものを取る場合や、痛みに弱い方などは、事前に表面麻酔することもできます。


◎施術の副作用 1週間位かさぶたが出来、かさぶたが取れた後に赤み、色素沈着が3か月程度残ります。

ご希望で、レーザーの照射方法が異なります。どちらをご希望ですか?

なるべく傷痕が残らないよう、きれいに取りたい
1回の治療で、あまり深く削らないようにします。そうすると、ほくろの色はほとんどなくなりますが、またしばらくすると、残ったホクロの細胞が黒くなり、表面からわかるようになります。それをまた取ります。およそ3ヶ月毎の間隔で2~3回に分けて取ることをおすすめします。

傷痕は気にならないので、一度で無くしたい
1回の治療でしっかりホクロの細胞を取るためには、深くまで削る必要があります。削った分だけ、傷痕はくぼみやすいのです。

◎料金

■ホクロの癌について
一方、稀にみられる悪性黒色腫と言うホクロの癌は、字の通り、悪性腫瘍ですので、早期診断、早期治療が大切です。心配で受診される方もいらっしゃいます。 以下の項目をチェックして、心配な場合は、診察にいらしてください。


①左右対称でない、不整形である
②周りの皮膚との境がはっきりしていなく、色がにじんでいるように見える
③大人になってできたもので、直径が6mm以上ある
④色が均一でなく、まだら
⑤急速に大きくなっている(特に、足の裏や指)

ニキビ痕・クレーター・毛穴の開き

ニキビ痕のクレーターや毛穴の開きは、ダメージが真皮にまで及んでいるため、一度起こるとなかなか治り難い肌トラブルです。当クリニックでは、数種類の治療法からお選びいただけます。ダウンタイムの起こらない治療には、メディカルピーリング、FGF注入があります。一方、ダウンタイムは多少あってもより高い効果をお望みの方には、こちらのレーザー治療をお薦めします。カウンセリングにて、その方に合った治療法をご提案させていただきます。

◎レーザー治療

メディカルピーリングやFGF注入以外にもレーザーによる、改善方法もございます。

■レーザーの種類

フラクショナルレーザー
レーザーで皮膚に小さなホールを無数に開け、自己再生能力により細胞分裂が活性化されます。開けたホール周囲にはりのあるお肌が甦るというレーザー方法です。毛穴やニキビ痕のクレーターのある部分のみにしっかり点状照射をし真皮にまで刺激を与える事で皮膚の再生を促しダイナミックに肌の入れ替えを行います。3~4週間に1度、4~6回の施術をお薦めしております。こちらのメニューは深いドット照射で肌細胞を再生させるため『リボーンフラクショナル』と名付けました。

◎施術の副作用
3日間:痛み、かさぶた, かさぶたがとれた後、赤み、色素沈着が一か月位,などを生じることがあります。

◎料金

※そのほかの部位に関しましてはお問い合わせくださいませ。
※ひとつの部位を5回お受け頂くと、同部位1回無料にて施術をご提供させて頂きます。